【インターネット版】誰か見てるぞ!
全面赤地にモダンかつミニマルな形で描かれたUSBケーブル。
これはなかなかアーティスティックではありませんか!
ところが、よく見てみるとケーブルの接続部分にアヤシイ目がぎょろりとにらんでます。
実はコレ、コンピュータやインターネットにおける不正アクセスなどの怖さを表現したものだそう。
無線でネットができる時代にケーブル経由でデータを盗まれることなんてあるのか…という微妙なツッコミはとりあえず置いといて、確かにこうしたコネクタ経由で情報が漏れ出す危険性は大いにあります。
そう考えると気のせいか、黒いケーブル部分も'Security'を意味する'S'という文字に見えてきました。
それはそうとこの目、どこかで見たような…。
と、思い当たったのがコチラ↓
そう、街角でよく目にするこの黄色い看板。
本来は防犯を目的として、地域住民が一体となって警告を発するために作ったのが始まりのようです。
たまに夜中に見かけてドキッとしてしまったことはありませんか?
私はあります。
何も後ろめたいことはしてないというのに、それだけ眼光が鋭いということでしょうか。
それにしてもなぜ「隈取(くまど)り」?
というわけで調べてみました。
こちらのサイトによると、「むきみ隈」という種類らしく、若々しく正義感の強い役に多く使われているようです。
いわば正義の味方が「見ているぞ!」と言っているわけですから、上の不正アクセスイラストとは真逆の意味で「にらみ」をきかせている存在です。
同じにらまれるのなら若干コチラの方がマシ…でも不審者扱いされるのも、何とも気分が良くありません。
よってこの二つのデザイン、痛み分けということにしたいと思います。